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2014年04月22日

とりあえず、久五郎狸

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久五郎狸(きゅうごろうたぬき)

讃岐高松
――現在の香川県に伝わる化け狸。

高松市の覚善寺が西瓦町にあった頃、
寺域に棲んでいたといわれている。

人間や白馬、
時には嫁入り行列に化けて、
人々を誑かしていたという。

ある男は、久五郎狸に化かされ、
寺の提灯を覗き込んでいた。

注意したところ芝居を見ていたと言ったという。

とても有名な狸であったというが、
日露戦争で戦死した為、
それ以後、怪異は起こらなくなったという。
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2014年04月20日

とりあえず、槌の子狸

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槌の子狸(つちのこたぬき)

徳島県美馬郡郡里村
――現在の美馬市に伝わる化け狸。

夜、槌に化けて転がり出てくるという。

往来の人の足元に来ると、
助けてくれと言って、
足から離れず困らせるという。

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2014年04月18日

とりあえず、源九郎狐

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源九郎狐(げんくろうぎつね)

奈良県大和郡山市の源九郎稲荷に祀られる白狐で、
日本三大稲荷の一つに数えられる。

五穀豊穣や商売繁盛の御利益があるといわれる。

「源九郎」という名は
「源義経」から与えられたものだともいわれている。

大火の際に大雨を降らしたり、
大蛇退治などの伝説もあるが、
男に化けて柳町の綿帽子屋で買い物をした、
という世間話的な話も残っている。

大阪府の伝説では、
焼き殺した「源九郎狐」が障りを起こすので、
それを鎮める為、
狐に食べ物を施したのが「寒施行」の起こりだといわれている。

浄瑠璃『義経千本桜』にも登場している。

静御前の持つ初音の鼓の皮は、
源九郎狐の親狐であり、
親恋しさから、
義経の家臣「佐藤忠信」に化けて、
静御前のお供をしたという。

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2014年04月16日

とりあえず、隠形鬼

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隠形鬼(おんぎょうき)

『太平記』にある、
天智天皇の御宇「藤原千方(ふじわらのちかた)」が使役したという
「金鬼」「風鬼」「水鬼」「隠形鬼」の四鬼の一つ。

四鬼のいづれかが
「土鬼」「火鬼」に入れ替わっていることもある。

姿かたちを隠して忍び寄り、敵を叩き潰したという。

この四鬼の力により「藤原千方」は伊勢と伊賀を領しており、
両国の王化は妨げられていた。

「紀朝雄(きのともお)」という将軍が討伐に参じた時、
彼は鬼に一首の歌を送った。

「草も木も我君の国なればいづくか鬼の棲なるべき」

四鬼は、吾等は悪徳無道の臣に従い、
善政有徳の君に逆らったため、
いずれ天罰は逃れられまいと言い残し、
四方へと消えていった。

四鬼を失った「藤原千方」は、忽ち討たれたという。
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2014年04月14日

とりあえず、水鬼

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水鬼(すいき)

『太平記』にある、
天智天皇の御宇「藤原千方(ふじわらのちかた)」が使役したという
「金鬼」「風鬼」「水鬼」「隠形鬼」の四鬼の一つ。

四鬼のいづれかが
「土鬼」「火鬼」に入れ替わっていることもある。

洪水を起こし、軍勢を流してしまったという。

この四鬼の力により
「藤原千方」は伊勢と伊賀を領しており、
両国の王化は妨げられていた。

「紀朝雄(きのともお)」という将軍が討伐に参じた時、
彼は鬼に一首の歌を送った。

「草も木も我君の国なればいづくか鬼の棲なるべき」

四鬼は、吾等は悪徳無道の臣に従い、
善政有徳の君に逆らったため、
いずれ天罰は逃れられまいと言い残し、
四方へと消えていった。

四鬼を失った「藤原千方」は、忽ち討たれたという。
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2014年04月12日

とりあえず、風鬼

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風鬼(ふうき)

『太平記』にある、
天智天皇の御宇「藤原千方(ふじわらのちかた)」が使役したという
「金鬼」「風鬼」「水鬼」「隠形鬼」の四鬼の一つ。

四鬼のいづれかが
「土鬼」「火鬼」に入れ替わっていることもある。

大風でどんな敵城でも吹き飛ばしたという。

この四鬼の力により
「藤原千方」は伊勢と伊賀を領しており、
両国の王化は妨げられていた。

「紀朝雄(きのともお)」という将軍が討伐に参じた時、
彼は鬼に一首の歌を送った。

「草も木も我君の国なればいづくか鬼の棲なるべき」

四鬼は、吾等は悪徳無道の臣に従い、
善政有徳の君に逆らったため、
いずれ天罰は逃れられまいと言い残し、
四方へと消えていった。

四鬼を失った「藤原千方」は、
忽ち討たれたという。
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2014年04月10日

とりあえず、金鬼

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金鬼(きんき)

『太平記』にある、
天智天皇の御宇
「藤原千方(ふじわらのちかた)」
が使役したという「金鬼」「風鬼」「水鬼」「隠形鬼」の四鬼の一つ。

四鬼のいづれかが「土鬼」「火鬼」に入れ替わっていることもある。

鋼のような体で、矢も通さなかったという。

この四鬼の力により「藤原千方」は伊勢と伊賀を領しており、
両国の王化は妨げられていた。

「紀朝雄(きのともお)」という将軍が討伐に参じた時、
彼は鬼に一首の歌を送った。

「草も木も我君の国なればいづくか鬼の棲なるべき」

四鬼は、
吾等は悪徳無道の臣に従い、
善政有徳の君に逆らったため、
いずれ天罰は逃れられまいと言い残し、
四方へと消えていった。

四鬼を失った「藤原千方」は、
忽ち討たれたという。
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2014年04月08日

とりあえず、車引

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車引(くるまひき)

岡山県上道郡
――現在の岡山市に伝わる妖怪。

一ノ井関という所に出たといわれ、
法被を着て現れるという。

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2014年04月05日

とりあえず、南瓜転がし

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南瓜転がし(かぼちゃころがし)

広島県世羅町に伝わる妖怪。

大きな南瓜を転がすという。

どのような姿をしているか、
何故転がすのか、
目撃したら何かが起こるのか等は不明である。

転がして人を驚かす妖怪だろうか。
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2014年04月03日

とりあえず、狸の馬鹿囃子(リクエスト)

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狸の馬鹿囃子(たぬきのばかばやし)

日本各地に伝わる音の怪異の正体を、
狸の仕業と考える地域は多い。

夜中にどこからともなく
笛や太鼓のまるで囃子のような音が聞こえた場合「狸囃子」、
江戸の下町では「馬鹿囃子」とも呼ばれた。

時には近く、
時には遠くから聞こえてくるその怪異に誘われ、
ふらふらと歩き回り、
夜が明けると、
見知らぬ場所に放り出されているのだという。

狸囃子が描かれるとき、
狸の腹鼓を打つ姿で描かれることが多いが、
陰嚢を太鼓に化かして叩く姿でもたびたび描かれる。

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2014年03月31日

とりあえず、化け狸(リクエスト)

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化け狸(ばけだぬき)

全国各地に伝わる、
化けるといわれる動物で、
日本各地に伝わる音の怪異の正体を狸の仕業とする地域も多い。

狐より滑稽で間抜けな印象を持たれる事が多いが、
「狐七化け狸八化け」といって、
狐より化けるのに長けているとされる。

狐は女に化け、狸は男に化け、
また狐は書を、狸は画を描くのが多いといわれる。

「狸」の文字を「たぬき」と読むようになったのは、
鎌倉時代以降だといわれ、
以前は「狢」の字が用いられていた。

「狢」は「アナグマ」の事だが、
狸も狢も同一のものだと、特に区別されていなかったという。

四国や佐渡島には狐がいないといわれるが、
これは四国は弘法大使が、
佐渡島は狸たちが狐を追い出した為だといわれている。

主に犬に弱く、正体を見破られ、かみ殺されたという話も多い。
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2014年03月28日

とりあえず、勘五郎火

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勘五郎火(かんごろうび)

愛知県の青木川に、
夏になると出るという、
母と子二つの怪火。

愛知県丹羽郡犬山町
――現在の犬山市に
「勘五郎」
とその母親が暮らしていた。

貧しかった「勘五郎」は、
他人の田んぼから水を盗んでしまい、
それがばれて殺されてしまった。

人々は彼を水田に埋め、
何食わぬ顔で帰り、
彼の母親はこれを見て狂い死にしたという。

それから夏の夜、
橋爪田園に二つの怪火が現れ、
以来四百年、青木川の堤防は毎年切れた。

人々は怪火を恐れ、
徳授寺大和尚に乞い、
勘五郎母子の魂を慰めたという。

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2014年03月26日

とりあえず、勘太郎火

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勘太郎火(かんたろうび)

愛知県名古屋市に出たという怪火。

柳田國男著『妖怪名彙』の「オサビ」の項目に、
「勘太郎火」が似た怪火として紹介されている。

二つの火が一緒に出るが、
これは勘太郎とその婆が怪火として現れたものなのだという。

日野巌著『日本妖怪変化語彙』では
「母子が化した二つの怪火」
とある。

また、母子が火となったという似た怪火に
「勘五郎火」
がある。
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2014年03月24日

とりあえず、鳩槃荼鬼

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鳩槃荼鬼(くばんだき)

四天王の一つ「増長天」の眷属といわれる馬頭人身の鬼神で、
人の生気を吸うとされる。

『今昔物語』には、
千手観音を信奉する僧が、
山中で蛇に苦しまれたが、
「鳩槃荼鬼」に助けられたという話がある。

その姿は、
一丈程の身の丈で、
髪は赤く逆立ち、
肌の色は漆を塗ったように黒く、
赤い布を纏っていたという。

恐る恐る誰であるかと聞くと
「鳩槃荼鬼」
だと名乗り、掻き消える様に去っていった。

僧は千手観音の助けだと、
泣きながら礼をしたという。
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2014年03月22日

とりあえず、うば狐

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うば狐(うばぎつね)

駿河国安部郡
――現在の静岡県静岡市にあった
駿府城に棲んでいたという狐。

手巾を与えると頭に被って舞うといわれているが、
其の姿は見えず、
手巾だけが浮いているように見えるという。

手巾をどんなに強く離さないように持っていても、
必ず抜き取るといわれている。

それならばと
「大久保彦左衛門」が、抜き取ってみろと言った。

もし取ろうとしたら腕を切り落としてやろうと考えていたが、
それを悟った「うば狐」は取ろうとしなかったという。

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2014年03月19日

とりあえず、御出狐

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御出狐(おいでぎつね)

江戸――
現在の東京都荒川区南千住の
真崎稲荷神社の縁の下に棲んでいたという狐。

揚豆腐(油揚げ)を持って、
御出で御出でと言うと現れる人懐っこい狐だったという。

寛政四年、この狐が陸奥国松前
――現在の北海道松前町へ帰ることになったので、
茶屋の娘に憑いて、
世話になったのでお礼に何か形見を書き残したいと言った。

茶屋の主人が扇を出すと、そこに
「月は露 露は草葉に 宿りけり 夫(そ)れこそ爰(えん)よ 宮城野(みやぎの)の原」
と一首の歌を書き、娘の身体から出ていき去っていったという。

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2014年03月17日

とりあえず、後佛

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後佛(うしろぶつ)

異相の人の髑髏がなるという憑き物で、
人に憑いて離れないという。

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2014年03月15日

とりあえず、雨降りの六尺

雨降りの六尺.jpg

雨降りの六尺(あめふりのろくしゃく)

山口県厚狭郡
――現在の小野田市に伝わる巨人。

雨の中に現れるといわれている。

「六尺」は「力者」の転訛だといわれている。

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2014年03月13日

とりあえず、アムログオナグ

アムログオナグ.jpg

アムログオナグ

鹿児島県奄美大島に伝わる、
海に入って死んだ女性がなるという妖怪。

青い灯を持って、海岸を歩くのだという。

天から下りてくる
「阿母礼女(あもれおなぐ)」
の別称の一つでもある。

村上健司著『妖怪事典』では、
「海で死んだ者の死霊とするのは何かの妖怪との混同によるものか。」
と推測されている。

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2014年03月11日

とりあえず、蛻庵狐

蛻庵狐.jpg

蛻庵狐(ぜいあんきつね)

長野県、岐阜県に伝わる化け狐。

「蛻庵」と名乗る若者に化け、
信濃国――
現在の長野県および岐阜県の
「千野兵庫(ちのひょうご)」に仕えたが、
転寝して正体を現してしまい、去っていった。

木曾の興禅寺に入り、
桂岳(けいがく)という和尚に身を寄せ、副主にまでなった。

ある日、安国寺への使いの途中、
日和田村という所で猟師の家に一泊した。

そこでは妖魔を見抜くという猟銃の手入れをしており、
正体を見られ、撃ち殺されてしまった。

猟師が使いの手紙を見つけると、
とんでもない事をしたと、
供養を頼み、祟りがないようにと、
興禅寺に「蛻庵稲荷」として祀ったという。

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