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2025年04月20日

とりあえず、もる火

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もる火(もるび)

主な出身地:青森、宮崎

青森県五所川原市に伝わる怪火で、
宮崎県東諸県郡や南那阿郡
――現在の日南市と串間市では
「もり火」
と呼ばれる。

雨の降る夜、水死者や首吊りのあった場所に出るといわれる。

真っ青な火で、
頭から胴にあたる部分は人の指より少し太いほどで、
足にあたる部分はぶら下がっており、
ふわふわと浮かんでいるという。

悪口を言ったり、
打って細かく砕いたりするとその人に憑くといわれ、
とても恐れられている。

念仏を唱えると去るといわれ、
また灯火のある部屋には入らないといわれる。
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2025年04月19日

とりあえず、棒振り

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棒振り(ぼうふり)


主な出身地:高知

高知県吾川郡の大崎村寺
――現在の仁淀川町の寺村や
吾川郡神谷村
――現在のいの町と
高岡郡越知町の野老山(ところやま)に出たという怪異。

山中で棒を振るような音を立てて、
目に見えないモノが通るという怪異で、
越智町では「ビコービコー」と鳴くともいわれている。

遭遇した場合は、うつ伏せになってやり過ごすと良いとされる。

神谷村では、
山中で手杵を振るような音で
「ブリブリ」と呼んでいたといわれ、
次のような話が残っている。

紙すき場から張り板を担いで帰る途中の人がおり、
板が重かったので立てて一休みしていた。

そこに「ブリブリ」が後ろから現れて通り過ぎようとしたが板にぶつかり、
ひっくり返ったという。
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2025年04月17日

とりあえず、黒髪切

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黒髪切(くろかみきり)

主な出身地:東京、三重

天鵞絨(てんがじゅう)の化け物とも呼ばれる妖怪で、
その姿は天鵞絨のように真っ黒だという。

天鵞絨とはビロードのことである。

元結の際より髪の毛を気づかれないように切り落とすといい、
切り落とされた髪は、そのままの形で落ちているという。

黒髪切に遭遇したという女中の話がある。

ある屋敷に長年奉公している女中がいた。

夜中に厠に行こうとすると、
突然黒い何者かが現れ頭にあたり、女中は気を失ってしまった。

物音に集まった人たちが女中を介抱し、
女中は気を取り戻したが、髻が二間ほど離れたところ落ちており、
そこにビロードのような真っ黒な怪物が立っていたという。

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2025年04月02日

とりあえず、火吹き鳥

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火吹き鳥(ぴーふきとぅり)

主な出身地:沖縄

沖縄県八重山地方に伝わる怪鳥

「ヨーラサー――五位鷺」のことだといわれる。

この鳥が夜中、
鳴いて通るところでは事件が起きるといわれていることから、忌み嫌われている。

鳴き声を聞いたとき
「ナーマヤード――長間家だよ」
と唱えながら、
杵で木臼を三回叩けば魔除けとなるといわれている。
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2025年04月01日

とりあえず、あぎょうさん

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あぎょうさん

主な出身地:放課後の学校

放課後に学校に遅くまで残っていると現れるという妖怪で、
「あぎょうさんさぎょうご、いかに」
と問うてくるという。

問に答えられれば消え去るが、
答えられないと噛みつかれたり、
殺されたりしてしまうという。

教室の天井から降って来るとか、
「あぎょうさん」の話を聞いた人の所に現れるとかいわれる。

似たような妖怪に
「ヨダソウ」や
「しなば草」などがあるが、
どれも同様に、答えがわからなければ不幸が訪れるものである。

「あぎょうさん」の問の答えは
「あ行3さ行5」つまり「うそ」であり、
「ヨダソウ」「しなば草」は
逆さまから読めば「うそだよ」と「うそばなし」となる。
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2025年03月30日

とりあえず、兎狸

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兎狸(うさぎたぬき)

主な出身地:徳島

徳島県に出たという化け狸。

三好郡昼間村
――現在の東みよし町と
辻町
――現在の三好市
の間の吉野川沿いにある高岡という小さい丘に出たという。

兎に化けてそろそろ走り、
捕えやすそうな獲物のふりをするというが、
捕まえようとしても逃げられ、
高岡を何度も走りまわされるという。
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2025年03月23日

とりあえず、岩魚坊主

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岩魚坊主(いわなぼうず)

主な出身地:岐阜、福岡、東京など

岐阜や福岡、東京の伝承に登場する妖怪。

毒もみ
――山椒の皮汁などの毒物を流して魚を痺れさせて、浮かんできたのを獲る漁法――
で魚を獲ろうと話しながら昼飯を取っていると、
そこに坊主が現れて殺生はいけないと説いてくる。

体よくあいさつをして帰らせようとしても去らないので、
団子や飯、汁を与えると貪るように食べて、やっとのことで帰っていった。

忠告を無視して毒もみをし、大量の魚が浮かんできた中に、
六尺あまりの岩魚がいた。

その腹の中には先ほどの坊主に与えた団子や飯がそのまま残っていたという。

岩魚以外にも山女や鰻などが坊主に化けて出てくるということもあるが、基本は同じである。
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2025年03月22日

とりあえず、いそがし

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いそがし

主な出身地:不明

松井文庫蔵の『百鬼夜行絵巻』に犬の様な顔をした、
走る男のような姿で描かれている。

解説はないためどのような妖怪かはわからないが、
水木しげる著『図説日本妖怪大鑑』によれば、
いそがしに憑かれたものは、じっとしていられなくなり、
じっとしていると落ち着かなくなるといわれ、忙しくすれば落ち着くとある。

国書刊行会刊『妖怪図巻』の解説によれば
「妖怪「いそがし」の絵は、室町時代に描かれた
『百鬼夜行絵巻』に登場する化け物の一つをモデルとしたもので、
鳥山石燕は『画図百器徒然袋』に「天井嘗」として描いている」とある。
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2025年03月21日

とりあえず、小豆洗い

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小豆洗い(あずきあらい)

主な出身地:島根他全国各地

川や井戸で小豆を研ぐような音をたてる妖怪で、
中には「小豆を研ごうか、人とって食おうかしょきしょき」と歌うのもいるという。

歌うだけで人を食らうことはほとんどないが、
島根県出雲のは人を取ることもあるという。

狐狸や川獺、狢や蝦蟇が正体であるともいわれているが、
中には殺された人の幽霊が小豆洗いになるということもあるらしい。

法華寺の小僧は小豆の数を正確に当てるという才を持っており、
住職も跡を譲ろうと思っていたが、
それに嫉妬した同宿の円海は小僧を殺して井戸の中に沈めて事故死に見せた。

その後井戸に小僧の幽霊が現れ、
小豆を投げたり、数えたりして皆を怯えさせ、
円海の所業はばれ死罪となったと、
多田克己編『竹原春泉 絵本百物語―桃山人夜話―』にある。
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2025年03月20日

とりあえず、垢舐め

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垢舐め(あかなめ)

主な出身地:風呂場

鳥山石燕著『画図百鬼夜行』に紹介されている妖怪で、別名を「垢ねぶり」ともいう。

古い風呂屋や荒屋敷に住むといわれ、
垢や塵が積もったところから化けて出たという。

人が寝静まった誰もいない夜に出て、風呂の垢を舐める。

舐めて綺麗にするのか、
または垢を増やすのかはわからないが、
妖怪がでるというのは気味が悪いので、
風呂掃除をサボるなという教訓が含まれた妖怪だといわれている。
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2025年03月19日

とりあえず、輪入道

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輪入道(わにゅうどう)

主な出身地:不明

鳥山石燕著『今昔画図続百鬼』に燃えている牛車の車に入道の顔がついた姿で描かれている。

この姿を見た者は魂を失うといわれているが
「此所勝母の里」と紙に書いて、
家の戸に貼っておけば近寄ってこないといわれている。

国書刊行会の説明に
「孔子の門人で、孝子として知られる曽子は、
 母に勝つの名を嫌って、勝母の里に足をふみ入れなかった
(『史記』「鄒陽列伝」)。
これが護符の呪文になったというのである」
と記されている。

京都の東洞院通りに出たといわれているが、
片輪車が元になったといわれている。

輪入道を覗き見た女は引き千切られた人間の足がぶら下がっているのを見るが、
輪入道が自分より我が子を見ろというので、
驚き見てみると、子の足が引き千切られていたという。
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2025年03月18日

とりあえず、夜釜焚

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夜釜焚(よがまたき)

主な出身地:新潟

鈴木牧之著『北越雪譜(ほくえつせっぷ)』に語られる、
新潟県頸城郡高津村
――現在の上越市に現れたという妖怪。

「夜釜焚」に出会ってしまうと、
三年以内に死ぬともいわれている。

ある夜遊び帰りの男が、
道の真ん中で胡坐をかいてうつむいている怪人を見かけた。

足の間から一尺ほどの青白い火が立ち上り、
思わずあっと声を上げると、怪人が振り向き、にかっと笑い消えた。

翌朝、男が草取りをしていると、
夕べの怪人が現れ、
夕べのことは誰にもいうなと口止めして去っていった。

その日から男の体調が悪くなり、
病に伏せてしまったという。
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2025年03月17日

とりあえず、ユーリー

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ユーリー

主な出身地:沖縄

沖縄県に伝わる妖怪で、
山原地方では白い着物を着ており、
長い毛髪が顔覆い、身長を高くも低くも出来るという。

今帰仁村天底に伝わる「ユーリー」は天に届くほどの身長だといわれる。

「ユーリー」に出会った場合
「シータカシータカ」と唱えて身長を高くしてから
「シーヒクシーヒク」と唱えて低くして、
鞭や枝で打つと青い光を四方に散らして消えるという。

那覇での「ユーリー」は「死霊」のことをいう。
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2025年03月16日

とりあえず、夜行さん

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夜行さん(やぎょうさん)

主な出身地:徳島、高知、他全国各地

髭の生えた一つ目の鬼であるといわれており、
徳島県では節分の夜に食事のおかずのことを話していると、
毛の生えた手を伸ばしてくるという。

正月二月の子の日、
三月四月の午の日、
五月六月の巳の日、
七月八月の戌の日、
九月十月の未の日、
十一月十二月の辰の日は、百鬼夜行日とされ妖怪が活動する日とされ、
その夜、夜行さんは首無し馬に乗って徘徊するといわれている。

出会うと投げられ蹴り殺されてしまうが、
草履を頭に載せ地に伏せれば助かるとされる。

高知県高岡郡越知町野老山辺りでは「ヤギョー」と呼ばれ、
姿は見えないが夜の山道を錫杖を鳴らして通るといわれている。

首無し馬の方が全国各地に伝わっており、
徳島県吉野川下流から香川県東部では首無し馬を夜行さんと呼んでいる。
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2025年03月10日

とりあえず、木魚達磨

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木魚達磨(もくぎょだるま)

主な出身地:不明

鳥山石燕著『画図百器徒然袋』に描かれた木魚の付喪神で
「杖払木魚客板など、禅床ふだんの仏具なれば、かゝるすがたにもばけぬべし。払子守とおなじきものかと、夢のうちにおもひぬ。」
と記されている。

木魚は元々は魚の形をしており、
魚は目をつぶらないことから、
不眠不休であると信じられており、
このことから修行僧の戒めのために作られたといわれている。

達磨は少林寺の面壁九年の不眠の逸話を持つ人物であり、
この二つの不眠の話を組み合わせ、
石燕が創作した妖怪であるとされる。

水木しげる著『図説日本妖怪大鑑』によれば、
捨てられた恨みを晴らそうと暴れようとも手も足もないことから、
人に憑いて不眠症にさせると記されている。
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2025年03月09日

とりあえず、メリーさん

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メリーさんの電話(めりーさんのでんわ)

主な出身地:電話があるところ

現代の都市伝説の一つで、
捨てられた人形が捨てた人の家に電話を掛けてきて
「わたしメリーさん、今ゴミ捨て場にいるの」
と言って電話は切れる。

するとまた掛かってきて、
今度はゴミ捨て場より家に近い所を言っては切れ、
次第に近づいてくるというものである。

「今玄関の前にいるの」
と言ったときに玄関を開けても誰もいないので安心していると、
後ろから
「いまあなたのうしろにいるの」
と声が聞こえ、殺されてしまうという。

似たような都市伝説に、
少女が手足のない人形を持っており、
手足を探して欲しいと頼んでくるが、
もし見つからないと、手足を持っていかれてしまうというものがある。
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2025年03月08日

とりあえず、ムラサ

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ムラサ

主な出身地:島根

島根県都万村
――現在の島町に伝わる海の怪異。

この地方では夜光虫が光る潮のことを「ニガシオ」と呼び、
その中でときおり丸く固まってボーっと光るものがあり、
それを「ムラサ」と呼ぶという。

船を乗りかけるとぱっと散ってしまうという。

また暗い海が突如明るくなり、
チカッと光ることも「ムラサ」と呼ぶ。

遭遇したり目撃すると「ムラサにつけられた」といい、
よくないことがおこるとされている。

ムラサに憑かれたときは刀か包丁を竿の先につけて、
艫(とも)の海面を左右に数回切るとよいとされている。
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2025年03月07日

とりあえず、蓑火

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蓑火(みのび)

主な出身地:滋賀、新潟および福島[蓑虫・蓑ボシ]、千葉[川蛍]、鳥取、島根[牛鬼]、

滋賀県琵琶湖に伝わる怪火で、
五月頃梅雨の雨がしとしと降る夜に、
湖上を往来する船人の蓑に火が点々と付く怪異で、
琵琶湖で溺死した怨霊の火といわれている。

陰火のため熱くはなく、落ち着いて蓑を脱ぎ捨てれば消えるが、
慌てて火を払ってしまうと砕けて増えて、全身を包んでしまう。

新潟県や福島県では「蓑虫」「蓑ボシ」
千葉県では「川蛍」
鳥取県では「牛鬼」とも呼ばれる。

大勢でいるときでも、同行者には見えなず、
付かれた本人にしか見えないという。

鼬や狐狸の仕業ともいわれ、
石屋や大工には付かないともいわれる。

一説には、一種の可燃性のガスが発行しているだとか、
蓑に付いた露が月の光で光るために火のように見えるなどともいわれている。
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2025年03月06日

とりあえず、迷い火

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迷い火(まよいび)

主な出身地:山口

広瀬喜尚著『岩邑怪談録』に記されている、
山口県岩国地方に出たという怪火。

突然路上に現れる怪火で、
火の中には人の顔が三つ四つ見えるという。

山田某という男が尾津に遊びに行った帰り、
夕暮れで周りも暗くなっていた。

すると突然目の前が明るくなり、
人の顔が三つ四つ浮かぶ迷い火が現れたという。

迷い火のことを知っていた山田某は驚きはしたが、
毒気にあたらない内に急いで帰宅したという。

迷い火は陰火であるのか、
衣服に燃え移ることはないが、
遭遇すると毒気にあてられるという。
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2025年03月05日

とりあえず、骨女

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骨女(ほねおんな)

主な出身地:不明もしくは青森

七月十五日の精霊会の夜、
牡丹花の灯籠を童女にもたせ歩く二階堂政宣の娘弥子(いやこ)と
荻原新之丞が出会い一目で惹かれ合い、弥子が毎夜尋ね情を交わすようになった。

ある日隣の老人が覗き見ると、骸骨に向かい合う新之丞の姿があったという。

鳥山石燕著『今昔画図続百鬼』に「骨女」と記され、
怪談でお馴染みの「牡丹灯籠」は、
中国の明代『剪灯新話(ぜんとうしんわ)』巻二「牡丹灯話(ぼたんとうのき)」
の翻案とされる。

山田野理夫著『東北怪談の旅』には、
生前醜かった女が、骨だけのなった美しい姿を見せようと、
盆の晩に骨を鳴らして歩き回ったという骨女が青森に出たとある。

魚の骨をしゃぶるのを好み、高僧に出会うと崩れ落ちるといわれている。
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