参考文献はこちら

2025年11月21日

とりあえず、口裂け小僧

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口裂け小僧(くちさけこぞう)

主な出身地:埼玉

夜道を歩いていると前方に子供が歩いているので、「どこ行くの」と呼び掛けて顔を見たら、口が耳まで避けたような大きな口だったりするという。
埼玉県戸田市などで語られる。貉が化けていたなどといわれている。
[参考文献]戸田市史編さん室『下戸田の民俗』

(日本怪異妖怪事典 関東(笠間書院) より引用)
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2025年11月20日

とりあえず、先魂こ

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先魂こ・先魂コ(さぎたましこ)

主な出身地:青森

生者の霊魂が肉体から遊離する怪異。北彰介(編)『青森県の怪談』に載るもの。
青森県西津軽郡木造町の一家では、ある冬の晩を境に、祖父が訪ねてくる少し前には、必ず激しい咳やステッキの音、戸口を開ける気配がするようになった。そのときには戸を開けても誰も来ておらず、孫たちはこれを「じっちゃの先魂こ」と呼んだ。

(日本怪異妖怪事典 東北(笠間書院) より引用)
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2025年11月19日

とりあえず、Yちゃん

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Yちゃん(わいちゃん)

主な出身地:北海道

現代に伝わる怪異。Yちゃんは人間の少女だったが、事故に遭って亡くなった。しかしそれ以来、Yちゃんは生前親しかった人々の前に現れるようになった。
ある少女は部活帰りに「いたいー、いたいー」という声を聞いて振り返ると、血まみれのYちゃんが立っていた。Yちゃんはその少女に向かって「わたしとからだこうかんしよ」と言ったため、少女は慌てて逃げ帰ったという。
学校の怪談編集員会編『学校の怪談13』にある。同書によれば、紋別郡から投稿された話だという。

(日本怪異妖怪事典 北海道(笠間書院) より引用)
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2025年11月17日

とりあえず、ソデキリサン

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ソデキリサン(そできりさん)

主な出身地:熊本

熊本県天草郡有明町楠甫(現・天草市有明町楠甫)地区でいう路傍神。袖もぎの類。

通行人の袖を切ることを好む神様。この神を拝まずに通ると、
たちまち袖を切り取られてしまうという。
(荒木精之・牛島盛光。奥野宏隆。浜名志松『日本の伝説 二六 熊本の伝説』)

(日本怪異妖怪事典 九州・沖縄(笠間書院) より引用)
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2025年10月26日

とりあえず、お種狐

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お種狐(おたねぎつね)

主な出身地:島根

島根県八束郡八束村(現・松江市)の大根島に伝わる化け狐。
加崎の森にはお種と言う古狐がいた。あるときお種は出雲の殿様に化け、村の長者の家を訪ねた。家の者は出されたご馳走をかたっぱしから平らげていく殿様の様子を不審に思い、試しに鼠を焼いて出した。殿様はその鼠さえ食べようとしたので、正体が狐だと気づかれ追い払われてしまった。その後、お種は上方で茶屋女になったという。(『出雲中海沿岸地区の民俗』)

(日本怪異妖怪事典 中国(笠間書院) より引用)
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2025年10月19日

とりあえず、吹上の小女郎

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吹上の小女郎(ふきあげのこじょろう)

主な出身地:和歌山

和歌山県串本町に伝わる。吹上という所で、潮岬の青年が串本の女のもとへ通うのを邪魔する妖怪だという。
中村亮雄「紀州西牟婁郡採訪雑記(四)」(『ひでばち』8号)にある。これによると他に「ホリカワノシコンボー」、「タニノオショブ」、「マキザキノショーザエモン」という妖怪が紹介されているが、性別と出現場所のみで詳細は書かれていない。

(日本怪異妖怪事典 近畿(笠間書院) より引用)
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2025年10月15日

とりあえず、タテ池の主

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タテ池の主(たていけのぬし)

主な出身地:新潟

新潟県糸魚川市大洞の向い山に今は農地になってしまったが、タテ池という池があった。昔は大きな池だったので、池の中に舞台をかけて年に一回舞を舞った。あるとき一人の稚児が池の主にさらわれてしまった。池の主は大蛇とも鯉ともいわれている。その事件以後、祭りをやめ、舞は糸魚川市の能生の神社で行うようになった。今もその神社の傍らに主を祀る石祠が残っている。
[参考文献]『越後能生郷おらが村の昔語り』

(日本怪異妖怪事典 中部(笠間書院) より引用)
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2025年10月12日

とりあえず、柿木の怪虫

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柿木の怪虫(かきのきのかいちゅう)

主な出身地:東京
柿の木にくっついていたというふしぎな虫。蝸牛のようなまるいかたちで、細い七寸(約二一センチ)くらいのしっぽがついており、目のあたりには黒い模様があり、口をぱくぱくさせていたという。
玄紀先生『日東本草図纂』(巻八)で「怪虫」と記載されているはなしにみられる。武蔵野国の今里村(東京都港区)の桑原坂にあったお豆腐屋さんの柿の木にいるのが見つかり、子供たちが捕って殺したという。ちゃんとした呼び名もあったらしいが、伝わっていないと記されている。
[参考文献]玄紀先生『日東本草図纂』

(日本怪異妖怪事典 関東(笠間書院) より引用)
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2025年10月09日

とりあえず、そでさま

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そでさま(そでさま)

主な出身地:秋田
秋田県八峰町に伝わる。峰浜石川の南の村外れに位置する魔所である林。名前の由来は、この林が馬頭観音(ただし神体の形は馬鳴菩薩)を祀る竹原神社の敷地であることから「蒼前様(馬を守護する神)」だと思われる。この林には昔から化け狐が住んでいて、足を踏み入れた人は時折、神隠しになると云われている。今から三○年ほど前、石川に住むお婆さんが、この林に山菜取りに入ったきり行方不明になった。周りを田畑に囲まれた広くもない林なので、集落の人たちは隈なく探したが、どうしても見つからない。三日後、お婆さんは石川から三○キロメートル離れた北秋田市鷹巣のの国道沿いで保護された。消えた時の恰好のままで汚れてもおらず、行方不明になっている間の記憶はなかったという。(戦狐聞き書き)

(日本怪異妖怪事典 東北(笠間書院) より引用)
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2025年10月07日

とりあえず、ピト

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ピト(ぴと)

主な出身地:北海道

アイヌ語で死者の霊魂を表す言葉。
知恵真志保著『分類アイヌ語辞典 人間編』にある。「死ぬ」を意味する「ラィ」と組み合わせ、「ラィピト」ということもある。

(日本怪異妖怪事典 北海道(笠間書院) より引用)
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2025年10月04日

とりあえず、モマ

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モマ(もま)

主な出身地:大分

大分県臼杵市に出た動物の怪。
竹藪にいるとされ、闇夜には宙を飛ぶ。モマは「ギャーッ」という、人が絞め殺されるような声を出す。正体はムササビであるという。(村上あや「名残りの花 うすきあれこれ 四五」『大分合同新聞』)
臼杵市内には他にコウモリが年経たものである野ぶすまの伝承がある。また、宮崎県にもモマの伝承がある。

(日本怪異妖怪事典 九州・沖縄(笠間書院) より引用)
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2025年10月02日

とりあえず、影呑みの竜

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影呑みの竜(かげのみのりゅう)

主な出身地:香川

香川県大川郡白鳥町(現・東かがわ市白鳥)に伝わる。
白鳥の千光寺にある弁天さんの池には竜が潜んでいる。この池に人の影が映ると、竜がその影を飲むのだという。影を呑まれた人は若死にするといわれている。
[参考文献]白鳥町史編集委員会『白鳥町史』

(日本怪異妖怪事典 四国(笠間書院) より引用)
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2025年09月30日

とりあえず、よーつくよーつく

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よーつくよーつく(よーつくよーつく)

主な出身地:山口
山口県豊浦郡豊田上村(現・下関市豊田町)に伝わる。
一人で山歩きしていると、ヨーツクヨーツクと声をかけるものがいる。これには返事をするものではないという。(『民俗採訪』昭和四七年度号)
梟などの鳴き声を表したものと思われる。(以下略)

(日本怪異妖怪事典 中国(笠間書院) より引用)
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2025年09月29日

とりあえず、一つ目狸

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一つ目狸(ひとつめだぬき)

主な出身地:和歌山

和歌山県白浜町に伝わる。富田高瀬から袋谷へ行く人見坂は、富田平野が一目で見渡せることから一目坂とも呼ばれていた。昔、ここに一つ目の狸がおり、怒れば怒るほど目が大きくなると恐れられていた。ある日、目の不自由な人がそこを通ったところ一つ目狸が出てきてだんだんと目を大きくして脅かしたが、目が不自由なので「何だそれくらい」と驚くことがなく、ついに狸は目をむき出して死んだ。以来、ここを一目坂と呼ぶようになったという。
『伝説の熊野』、『日本の民話32 紀州編美濃編』、『白浜町誌 本編 上巻』などにある。

(日本怪異妖怪事典 近畿(笠間書院) より引用)
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2025年09月21日

とりあえず、けさだにし

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けさだにし(けさだにし)

主な出身地:愛知

有名な「九尾の狐」に、くっついて飛んできて、落ちたというタニシの話が伝わっている。
長篠城(愛知県新城市)の少し北に位置する医王寺は、長篠合戦の折、武田勝頼が本陣を敷いたことで知られる。この医王寺の少し南に天神様が祀られており、その前の田に、袈裟懸けに筋の入った珍しいタニシがいるという。
九尾の狐が京で正体を暴かれ、東に飛び去る時に、尾にタニシがくっついていた。途中、長篠の上空を通りながらそのタニシを落としていった。このタニシが「けさだにし」である。
『鳳来町誌』は「けさだにし」の前段で九尾の狐について説明している。一般的に伝わる話では、鳥羽上皇が九尾の狐を寵愛していたことになっているが、本誌では近衛天皇であるとしている。しかし、近衛天皇は十七歳の若さで亡くなっている。なぜこのように伝わったのか不思議だ。また、珍しい模様のタニシの由来譚だが、「九尾の狐にくっついていたタニシだから袈裟懸けに筋が入っているのだ」という、わかったようなわらかないような理由が述べられている。
[参考文献]鳳来町教育委員会『鳳来町誌』民俗資料編2 伝説と民話

(日本怪異妖怪事典 中部(笠間書院) より引用)
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2025年09月20日

とりあえず、鮫の船

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鮫の船(さめのふね)

主な出身地:神奈川

夜になると鮫がにせものの船を見せて、船頭たちの進む方向をまよわせたりすることがあったという。このような船のあとについて船を走らせているうちに、進路や方角を外していることが多かったようである。
神奈川県葉山町真名瀬などに伝わる。火床の灰を海に撒くと鮫は去るとされる。
(「三浦半島採訪余滴」)
(以下略)

(日本怪異妖怪事典 関東(笠間書院) より引用)
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2025年09月18日

とりあえず、ヤマノケ

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ヤマノケ(やまのけ)

主な出身地:宮城と山形の県境

インターネット掲示板への投稿から知られるようになった妖怪。初出は『2ちゃんねる』オカルト版の通称「洒落怖」スレッド、二〇〇七年二月五日の投稿とされる。(朝里樹『日本現代怪異事典』)
ある男性が娘を連れたドライブの帰り、「テン……ソウ……メツ……」と繰り返す奇怪なものに遭遇する。「ジャミラ」のような顔のないシルエット、顔は胸部にあり、足は一本という異様な外見の怪物は、自動車の窓越しに娘に接近し、父親の怒号を受けて姿を消す。次の瞬間、娘が奇妙な呟きを発しはじめる。「はいれたはいれたはいれたはいれた……」。駆けこんだ寺の住職曰く、娘に憑いたのは「ヤマノケ」で一四九日経ってもこのままなら、二度と正気に戻らないとのことだった。
この話の投稿者は、他の投稿者からの質問に答えるかたちで、ヤマノケとの遭遇地点を「宮城と山形の県境」と語っている。具体的な地名は示されていないが、インターネット上では山形県最上郡最上町と宮城県加美郡香美町の間にある田代峠だと推測する声もある。また、話の展開から女性にだけとり憑く怪異と解釈されたり、名前は「山の怪」「山の化」を意味するのではないかといった考察もよくみられる。
(以下略)

(日本怪異妖怪事典 東北(笠間書院) より引用)
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2025年09月16日

とりあえず、コッコチカプ

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コッコチカプ(こっこちかぷ)

主な出身地:北海道

アイヌに伝わる妖怪。疱瘡神の一種で、伝染病を運ぶ鳥とされる。また幼児を脅かす際にこの妖怪の名前を使うこともあるという。
知里真志保著『分類アイヌ語辞典 植物編・動物編』にある。「コッコ」は「恐ろしい」、「チカプ」は「鳥」という意味。伝染病そのものを表すのにこの言葉を使うこともある。

(日本怪異妖怪事典 北海道(笠間書院) より引用)
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2025年09月14日

とりあえず、ガモジン

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ガモジン(がもじん)

主な出身地:宮崎

宮崎県宮崎市や西都市でいう化け物。妖怪を総称する児童語、子供脅しの類。
「泣き止まないとガモジンが来るぞ」と子供に言っていたという。(宮崎県総合博物館(編)『今昔、日本の妖怪 百鬼夜行からゲゲゲまで』)

(日本怪異妖怪事典 九州・沖縄(笠間書院) より引用)
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2025年09月13日

とりあえず、ホラ

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ホラ(ほら)

主な出身地:愛媛

愛媛県上浮穴郡父二峰村の真弓峠(現・上浮穴郡久万高原町父野川)の話。
父二峰村と小田(現・喜多郡内子町)の境にある峠を真弓峠と呼ぶが、昔この谷にホラという怪物が棲んでいた。峠の上から弓の名人である真弓堂という人がホラを射殺したので、それから峠を真弓峠と呼ぶようになったのだという。
[参考文献]武田明「父二峰村の民俗記」(『ひだびと』九年五号)

(日本怪異妖怪事典 四国(笠間書院) より引用)
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