
豆腐小僧
主な出身地:不明
江戸時代中期から刊行されはじめたという
滑稽文学である黄表紙に良く出ていたという妖怪で、
大きな笠の小僧で、お盆に紅葉を散らした豆腐を手に持つ姿で描かれる。
一つ目小僧も大きな笠を被り豆腐を持っている姿で
描かれることもあるため、
豆腐小僧の伝承のもととなったともいわれている。
また、手に持つ豆腐に紅葉が散らしてあることから
「こうよう」を
「買うよう」に掛けた洒落であり、
豆腐販売促進のために生まれた創作妖怪であるともいわれている。
何をするわけでもない妖怪といわれているが、
一説には手に持つ豆腐を食べてしまうと
全身にカビが生えてしまうともいわれている。
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