
一反木綿
主な出身地:鹿児島
ゲゲゲの鬼太郎では「鬼太郎どーん」
という鹿児島弁で有名な一反木綿はその方言通り、
鹿児島県に現れる妖怪である。
一反ほどの木綿のようなものが夜な夜な空を漂う。
見た目は恐ろしくないが、人を襲うこともあり、
空からすーっと降りてきて、人の首に巻きつき締め上げたり、
顔を覆って窒息させたりする。
ある侍がこの一反木綿に襲われた際に脇差で切りつけたところ、
刃に血しぶきがついていたという。
もしかしたら狸、狐や狢、もしくは鬼が人を油断させて襲おうと考え、
化けたものなのかもしれない。
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