
渾沌 コントン
主な出身地:中国大陸
トウテツ、コントン、キュウキ、トウコツの四匹の怪物を四凶と呼ぶ。
それぞれが古代の王の血を引いているといわれているが、
凶暴なため、古代中国の舜(しゅん)帝によって中原の四方に流されたといわれている。
渾沌(こんとん)は、犬のような姿をしており、
長い毛で覆われており、
熊のような足には爪がなく、
目も耳もあるが見えず聞こえず、
尾を咥えてぐるぐる回り、
空を見ては笑っているという。
渾沌は混沌
――つまり「わけがわからない」という意味を持つ。
頭に目鼻耳口の七孔が無く、
足が六本、翼が六枚生えた姿で描かれることもあるという。
『封神演義』では
「鴻鈞道人(こんきんどうじん)」
という名で擬人化されていることもある。
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