
酒呑童子
主な出身地:京都大江山、奈良
京都府大江山を根城にしていたという日本最凶の鬼で、
多くの眷属を従えていたという。
大江山に棲んでいたというが、
西京区大枝には酒呑童子の首を埋めたという首塚大明神がある。
人を攫い、血を啜り肉を喰らったという。
源頼光と四天王の活躍により首をはねられたが、
首だけになっても源頼光に喰らいついた。
八俣大蛇を祀る一族の子供という説もある。
奈良県白毫寺(びゃくごうじ)に
夜な夜な人を襲っては喰らう稚児がおり、
それが後に酒呑童子になったともいわれている。
青森県では蚤や虱は酒呑童子の血から
生まれたという俗信もあるという。
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