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2022年07月22日

とりあえず、文車妖妃

0092文車妖妃.png

文車妖妃

主な出身地:不明

文車とは本を運ぶ小車で、
内裏や寺にあり運搬に使っていたといわれており、
鳥山石燕著『画図百器徒然袋』に紹介されていることから、
その文車の付喪神が文車妖妃なのだろう。

また怪談集『諸国百物語』に美しい稚児に恋文を送ったが、
稚児はそれを縁の下に捨ててしまい、
その恋文の執念が鬼となって寺を訪れる人を襲ったという話がある。

この手紙の鬼も文車妖妃であるといわれている。

『画図百器徒然袋』には小鬼たちが溢れ出る葛篭から
手紙を引き出している鬼女のような姿で描かれている。

吉田兼好著『徒然草』に
「多くて見苦しからめは、文庫の文。塵塚の塵」
という一文があり、そこから鳥山石燕が文車妖妃、塵塚怪王を創作したという説もある。
posted by 妖怪たま at 02:00 | Comment(0) | 妖怪 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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