
コロポックル
主な出身地:北海道
アイヌの言葉で「蕗の下に住む人」という意味を持つ小人で、
鬼蕗という普通の人が傘と使えるくらいの大きな蕗の下に数人入ったという。
「トイチセウンクル(土の家の人)」
「トイセコッチヤカムイ(土の家の傍の神)」
とも呼ばれていたという。
アイヌの集落の近くに住むといわれていた。
アイヌの人に刺青や狩を教えたり、
狩で獲ったものを分け与えてくれたりしていたが、
アイヌの若者に娘を攫われ、
それを怒り北の海に去っていったという。
またアイヌに迫害を受けたコロポックルが去っていくときに
「トカップチ(水は枯れろ魚は腐れ)」
という呪いの言葉を残し、
それが十勝の名の由来だともいわれている。