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2014年12月10日

とりあえず、食人鬼(リクエスト)

食人鬼.jpg

人食鬼(じきにんき)

小泉八雲著『怪談』に名のある妖怪。

夢窓国師が美濃国
――現在の岐阜県の行脚中に、
宿を借りた村に現れたという。

姿は、もうろうとした大きな姿をしているという。

村に死者があったその晩に現れて、
遺骸と供え物を食い尽くしてしまうという。

そのため、村では死者があった場合、
遺骸を置いて、一晩村を空けるのが決まりなのだという。

生前、僧でありながら、
衣食の事ばかり考える邪念を持つ者は、
死後「食人鬼」になるという。

夢窓国師が出会った「食人鬼」の正体は、
山の中の庵室で、村の存在を教えてくれた僧であった。

夢窓に姿を見られたことを恥じ、
生前の事を話して、どうかお救いくださいと言って消えた。

そこには五輪塔の古い墓だけが残されたという。

似た妖怪に、
生前人の物を盗ってでも食べる人が、死肉まで食べる
「狐者異」
になると『桃山人夜話 絵本百物語』にある。
posted by 妖怪たま at 02:00 | Comment(0) | 妖怪 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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