参考文献はこちら

2014年05月20日

とりあえず、古能葉稲荷大明神

古能葉稲荷.jpg

古能葉稲荷大明神(このはいなりだいみょうじん)

千葉県の飯高檀林(いいだかだんりん)の
境内に棲んでいたという化け狐で、
若者に化け十年、学問所にて勉学に励んだといわれている。

卒業式の日
――新任の住職の入山式ともいわれている――
に般若湯を飲んでしまい、
つい正体を現してしまった。

だが人間ではないというだけであり、
誰よりも勉強熱心であったため、許されたという。

それどころか、境内に社が建てられ、
そこに住む事になったという。

その社は
「開運古能葉稲荷大明神」
呼ばれるようになったという。

千葉幹夫著『全国妖怪事典』では
「伝八狐(でんぱちぎつね)」
「橋門伝八(はしもんでんぱち)」の名で、
同様の伝説が紹介されている。

posted by 妖怪たま at 02:00 | Comment(0) | 妖怪 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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