
鳳そう魚(ほうそうぎょ)
天保九年、
浦賀で生け捕りにされたという怪魚で、
藤沢衛彦著『変態見世物史』に記述がある。
頭が猩猩で、
顔は馬のような猫のような、
はまるで鏡のようであったという。
ヒレはまるで手足のようで、
腹の色は金、
外見はまるで海老の様であったという。
日野巌著『動物妖怪譚(下)』の最後にある
『日本妖怪変化語彙』には縦書きで「鳳赤相魚」とあるが、
「そう」の部分は
「赤」が上部、「相」が下部の一つの文字
が正しい表記である。
【妖怪の最新記事】
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 |
8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 |
15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 |
22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 |
29 | 30 | 31 |