
うば狐(うばぎつね)
駿河国安部郡
――現在の静岡県静岡市にあった
駿府城に棲んでいたという狐。
手巾を与えると頭に被って舞うといわれているが、
其の姿は見えず、
手巾だけが浮いているように見えるという。
手巾をどんなに強く離さないように持っていても、
必ず抜き取るといわれている。
それならばと
「大久保彦左衛門」が、抜き取ってみろと言った。
もし取ろうとしたら腕を切り落としてやろうと考えていたが、
それを悟った「うば狐」は取ろうとしなかったという。
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