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2011年09月22日

とりあえず、山颪

山颪.jpg

山颪(やまおろし)

鳥山石燕著『画図百器徒然袋』に
「豪猪といへる獣あり。
 山おやじと言ひて、そう身の毛はりめぐらし、
 此妖怪も名とかたちの似たるゆへにかく言ふならんと、
 夢心におもひぬ。」
と記され、頭がおろし金の様な妖怪の姿が描かれている。

豪猪は「山おやじ」ともいわれ
『和漢三才図会』によれば、
深山に住み、猪に似ているが背に一尺ほどの長さの針を生やし、
怒ると針を矢のように飛ばし、群れて害をなすこともあり、
背の針はかんざしに用いることができるという。

どうやら豪猪は実在の動物である、
げっ歯類のヤマアラシのことだといわれている。

下し金の突起とヤマアラシの針をかけて、
石燕が創作した妖怪だといわれている。



posted by 妖怪たま at 02:00 | Comment(0) | 妖怪 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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