参考文献はこちら

2011年07月08日

とりあえず、神鹿

sinka.jpg

神鹿(しんか)

一般的には「神鹿」と書いて「しんろく」と読むが、水木しげる著『図説日本妖怪大鑑』では「しんか」となっているので、「しんか」と表記させてもらう。

古代から鹿は神の憑代と伝えられていた。

肥前国
――現在の長崎県、佐賀県の神島には数多くの鹿が生息しており、
猟師でも鹿を捕らえることは禁忌とされていた。

ある男が神威を信じずに、
鳥銃を携え神島へと行くと、
丁度よく目の前に鹿が飛び出してきた。

男は銃を構え一発目を撃つと、
見事に急所に命中したが全く苦しむ様子もない。

二発目を撃っても変わらずに平然としている。

忌々しく思い、
三発目を撃とうと構えたところ、
無数の鹿が現れ、男を取り囲んだ。

あまりの恐ろしさに男は逃げ帰ると、
友人らが神島で何があったのかと聞いてきた。

男は何事もないと答えるが、
その顔はただならぬ表情であり、
問いただすと事のあらましを話し、
皆はその神威の著しさに舌を巻いたという。

2012-09-20 「一般的には「神鹿」と書いて〜「しんか」と表記させてもらう。」を追記


posted by 妖怪たま at 02:00 | Comment(2) | 妖怪 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
神鹿は「しんろく」と読みます。
Posted by at 2012年09月19日 19:06
ご指摘ありがとうございます。

調べてみたところ、
国語辞典などでは「しんろく」となっているようです。

今回参考にさせてもらったものが

『妖怪神様に出会える異界』水木しげる著 PHP研究所 P137
ISBN:978-4-569-69341-5

『図説日本妖怪大鑑』水木しげる著 講談社 P161
ISBN:978-4-06-281126-2

でございまして、そちらでは「しんか」と表記されており、
その表記に従いました。

読み間違えという可能性もありますが、
一般的な「神鹿」と
妖怪、神としての「神鹿」は
別物という可能性もあるため、
こちらでは「しんか」とさせてもらいます。

ただし、一般的には「しんろく」のようなので、
念のために解説に「しんろく」を追記させていただきます。

ご指摘、ありがとうございます。

Posted by 妖怪たま at 2012年09月20日 23:43
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