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2011年05月26日

とりあえず、貝児

kaitigo.jpg

貝児(かいちご)

鳥山石燕著『画図百器徒然袋』に
「貝おけ這子など言へるは、
 やんごとなき御かたの調度にして、
 しばらくもはなるゝこと無ければ、
 この貝児は這子の兄弟にやと、
 おぼつかなく夢心に思ひぬ。」
と記されている。

貝桶は
貝合わせや貝おおいの遊びに使う貝を入れておく箱で、
八角形や印籠形が多かった。

這子(ほうこ)は
幼児が這った姿の人形であり、
幼児のお守りとして使われており、
この這子の兄弟として石燕が創作したといわれている。

水木しげる著『図説日本妖怪大鑑』によれば、
貝合わせの貝は陰陽夫婦和合の意味を持ち、
貝桶が八角形なのは
「陰陽より四象八卦を生ず」
の理を持つためで、
夫婦が子宝に恵まれるための呪具であり、
嫁入り道具として持たされたという。

そんな呪具により生まれた子が貝児だという。


posted by 妖怪たま at 02:00 | Comment(0) | 妖怪 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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