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2011年05月07日

とりあえず、払子守

hossumori.jpg

払子守(ほっすもり)

鳥山石燕著『画図百器徒然袋』に描かれる妖怪で
「趙州無の則に、狗子にさへ仏性ありけり。
 まして伝灯をかゝぐる座禅の床に、
 九年が間うちふつたる払子の精は、
 結加趺坐の相をもあらはすべしと、
 夢のうちにおもひぬ。」
とある。

払子は長池や麻を束ねて柄をつけた仏具であり、
狗子は子犬のことである。

『狗子仏性』、
『趙州狗子』という公案があり、
犬にも仏性があるのかという、
禅宗の趙州(じょうしゅう)和尚の問答がある。

犬にも仏性はあるが、
あると知りながら悪行をなしたために
畜生の姿をしているのだという。

そのことから、
犬にも仏性があるのだから、
禅寺で使い古された払子にも仏性があるだろうと、
この妖怪を描いたという。



posted by 妖怪たま at 02:00 | Comment(0) | 妖怪 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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