参考文献はこちら

2011年02月16日

とりあえず、古椿

hurutubaki.jpg

古椿(ふるつばき)

ある商人の後ろを別の商人が歩いていた。

町を抜け峠に来たところで、
気がつくと前の商人は女を連れおり、
女が横を向きその商人に息を吹きかけると、
商人は蜂になってしまった。

女は横道へ入り、
椿の中へ消えていき、
蜂は椿の花の中に入り、
花がぽとりと落ち、
そのまま死んでしまっていた。

後の商人が近くの寺に持っていくと、
この辺りで人が消える事件が多発しており、
その女の仕業だったのかといったという。

蜂は元に戻らず、
椿の花と共に葬ったという。

鳥山石燕著『今昔画図続百鬼』では
「古山茶の霊」
と表記され、化けて人をたぶらかすとある。

古椿が化けて火の玉になった妖怪を
「木心坊」
といい、肥後
――現在の熊本県では古椿ですりこ木を作るとなるともいわれている。




posted by 妖怪たま at 02:00 | Comment(0) | 妖怪 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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