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2011年01月18日

とりあえず、通り物

toorimono.jpg

通り物(とおりもの)

「通り悪魔」
「通り魔」
とも呼ばれ
『世事百談』や『思出草紙』などの
随筆集に見られる妖怪で、
人に憑いて乱心させたりするという。

東京四谷で火事により焼きだされて
仮住まいをしていたある女房が、
夕暮れに庭先で見たものは杖を付いた老人で、
ある武士が庭の手水鉢の辺りで見たのは、
三尺ばかりの炎と煙の向こうから現れた
白襦袢で槍を持つ武士の姿である。

また夕方に剃刀を研いでいたある武士が見たものは、
三十数騎もの甲冑を着て槍や薙刀を持った武士の集団であった。

どれも目を閉じたり平伏したりして心を静め、
再び見ると消えているのだが、
付近に住んでいる者が乱心したという話を聞くというものである。

通り物に狼狽してしまうと、
必ず乱心してしまうというので、
心を落ち着かせる必要がある。



posted by 妖怪たま at 02:00 | Comment(0) | 妖怪 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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