参考文献はこちら

2011年01月13日

とりあえず、手形傘

tegatagasa.jpg

手形傘(てがたがさ)

江戸時代の甲府勤番士の日記『裏見寒話』に記されている、
山梨県甲府市の一蓮寺に伝わる伝説に関係する長柄の傘のこと。

昔、葬式中突然、
雷鳴が轟き風が吹き暴雨となったので、
皆恐れたが、
その中でも朝比奈和尚は塔の上で読経を続けていた。

すると黒雲から
化物の巨大な手が和尚を掴もうと伸びてきたが、
和尚は逆に引き摺り下ろし、
化物を組み伏せると、
風は止み雲も消えた。

雲がないので天に帰れないと命乞いをすると、
寺や壇家に二度と悪さをしないなら許してやると和尚が言い、
化物は承諾し、文字が書けないので証文の代わりに、
日傘に手形をつけた。

それ以来、
葬式の際にはこの傘を差すようになり、
怪物が雷を落とすことは二度となく、
国中がこの和尚を尊敬したという。



posted by 妖怪たま at 02:00 | Comment(0) | 妖怪 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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