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2011年01月09日

とりあえず、手の目

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手の目(てのめ)

鳥山石燕著『画図百鬼夜行』に載っている妖怪で、
座頭の姿で、顔に目はなく掌に目がついる。

解説はないが
怪談集『諸国百物語』
巻三「ばけ物に骨をぬかれし人の事」に、
京都七条河原の墓所に肝試しにきた若者が、
手に目が一つの八十程の老人に、
前歯を牙のようにむき出しにして、
追いかけられたという話が載っている。

若者は近くの寺に匿ってもらい、
長持ちの中に隠れたが、
化物はその長持ちの前で骨をしゃぶるような音を立て消えた。

僧が長持ちを開けてみると、
そこには骨が抜かれ皮だけになった若者が入っていたという。

水木しげる著『図説日本妖怪大全』には、
すすき原で盗賊に殺された盲人が、
彷徨い出て、
手探りで仇を探しているうちに、
掌に目が開いた妖怪であると紹介されている。



posted by 妖怪たま at 02:00 | Comment(0) | 妖怪 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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