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2010年12月02日

とりあえず、篠崎狐

sinozakikitune.jpg

篠崎狐(しのざききつね)

武州篠崎村――現在の東京都江戸川区、
寛政年間の十一月二十七日の早朝、
塩魚売りが魚を売りに行くと四匹の狐が昼寝をしていた。

何度も魚を取られていた仕返しとして、
大声を出して驚かすと、
狐たちは狼狽して逃げ出した。

夕方顔なじみの家に着くと、
家の女房が亡くなっており、
丁度棺おけを担ぎ出すところだった。

顔なじみの家なので休ませてもらっていると、
一陣の風と共に、その女房の幽霊が現れた。

念仏を唱えるが幽霊は消えず、
噛み付いてきて、
塩魚売りは血まみれになりながら逃げ惑った。

そこへ篠崎村の百姓が近くを通ると、
血だらけで一人で騒ぐ塩魚売りを発見し、
五体を押し付け水をかけてなんとか正気に戻った。

反省した塩魚売りは昼寝していた狐の元へ、
小豆飯と油揚げをそえて詫びたという。




posted by 妖怪たま at 02:00 | Comment(0) | 妖怪 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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