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2010年11月17日

とりあえず、小袖の手

kosodenote.jpg

小袖の手(こそでのて)

鳥山石燕著『今昔百鬼拾遺』に名前のある妖怪で、
小袖――袖下の短い着物から
細長い白い手がスーッと伸びている姿で描かれる。

慶長年間、
京都知恩院前に松屋七左衛門という町人がおり、
娘に古着屋で立派な着物を買ったが、
その頃から娘は病に伏せ、
ある日同じ着物を着ている女の幽霊が目撃された。

気味が悪くなり売り払おうと衣桁(えこう)にかけると、
両袖から細長く白い手が伸びてきた。

何事かと着物を解いてみると、
肩口より袈裟懸けに大きく斬られているのがわかった。

菩提寺に納めて弔ってもらったところ、
娘の病は快方へと向かったという。

一説には、
遊女が年季明けの晴れの日に着飾りたかったが、
それがかなわなかったために、
恨みが残り手が出たともいわれている。



posted by 妖怪たま at 02:00 | Comment(0) | 妖怪 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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