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2010年06月08日

とりあえず、白溶裔

sirouneri.jpg

白溶裔(しろうねり)

廃屋や空き家に潜んでいることが多いという妖怪で、
汚れたまま放置し悪臭を放つようになった雑巾が
白溶裔になるといわれているが、
山田野理夫著『東北怪談の旅』に紹介されている
古雑巾の妖怪の話を白溶裔にあてはめただけであり、
実際は石燕の創作した妖怪のひとつである。

鳥山石燕著『画図百器徒然袋』に
「白うるりは徒然のならいなるよし。
 この白うねりはふるき布巾のばけたるものなれども、
 外にならいもやはべると、夢のうちにおもひぬ」
とある。

吉田兼好著『徒然草』第六十段に
芋頭が異常に好きな盛親僧都(じょうしんそうず)の話があり、
彼がある僧につけたあだ名が
「しろうるり」―古来よりよくわらかない名のこと
で、溶裔は風にしたがってなびくさまをいい、
そこから「白溶裔」と名前をつけたとある。



posted by 妖怪たま at 02:00 | Comment(0) | 妖怪 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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