
ガラッパ
鹿児島、宮崎、熊本では
河童のことをガラッパといい、
一般的な河童と違いはない。
トカラ列島のガラッパは少々変わっており、
細身で頭に皿があり、手足が異様に長い。
その長さは座ると膝頭が頭より高くなってしまうというほどであり、
いつも涎を垂れ流しており、生臭いといわれている。
春と秋で山と川を行き来しており、
山の中でガラッパの悪口を言うと、
履物を履いているのなら良いが、
もし裸足なら数キロ先にいてもガラッパには聞こえ、
仕返しをされてしまうという。
山の中で道に迷ったり、
急に腹が痛くなったり、
枝が突然頭に当たるのは
ガラッパの悪戯だといわれている。
もしガラッパと友達になれると、
魚がたくさん釣れるようになるという。

左から
橋姫
猿猴
手長婆
コロポックル
キジムナー
飛縁魔
五徳猫
煙々羅
舟幽霊
ガラッパ
【妖怪の最新記事】
中京テレビ「太田上田」という番組を担当しております、山際と申します。
今回当番組で、妖怪についての問題を出そうと考えておりその中で「ガラッパ」についての問題を出そうと考えており、その際にこちらの記事内に載っている「ガラッパ」の画像を使用させていただきたくご連絡いたしました。
ご検討のほど何卒よろしくお願い致します。
メールにて返信させていただきました。