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2010年04月05日

とりあえず、片輪車

katawaguruma.jpg

片輪車

京都や滋賀に現れるという妖怪。

引く者のない片車輪しかない牛車の中に、
美女が乗っているとか、
恐ろしい形相の男が乗っているとかいわれ、
炎に包まれ夜を走るという。

近江である女が
戸の隙間から片輪車を覗き見たとき、
片輪車は女を見て自分を見るより子供を見よと言うと、
眠っているはずの子供の姿がどこにもなく、
女は嘆き悲しみ、
明け方には子供に罪はなく自分に罪があるという一首を戸に掛けた。

優しい心をもつと片輪車は子供を返してくれ、
姿を見られたからにはここにはいられないと、
二度と現れることはなかったという。

似た妖怪に輪入道という妖怪もいるが、
この片輪車から分岐した妖怪ともいわれている。
片輪車(かたわぐるま)が
片車輪(かたしゃりん)と
近年では表記されているということを
何故かといろいろ見てみたところ
どうやら片輪という言葉が
差別用語を連想させるからだという理由だそうだ。

鳥山石燕の図画百鬼夜行では
片輪車と表記されていることから
ここでは片輪車と表記させてもらいました。


posted by 妖怪たま at 02:00 | Comment(0) | 妖怪 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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