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2010年03月15日

とりあえず、朱の盆

shunobon.jpg

朱の盆

奥州の諏訪の宮を訪れた若侍は
この怪物が出るという話を聞いていたので、
夕暮れ、こわごわと歩いていると
先に同じような若侍が歩いている。

いい道連れが出来たと追いつき、
共に行くことにしたが、会話の途中、
ここに怪物が出るという話をするとそれが、
顔一面朱を塗ったかのように真っ赤で、
目の色は血の如く、口は耳まで裂け、
髪は針のように鋭く、
一本の角を生やした姿に変わった。

若侍は恐怖で気を失ったが
半時ほどしてから目を覚ましたときには
それはもう居らず、急いでに家に逃げ帰った。

若侍の様子がおかしいので
女房が心配してくれたので、
先ほどの話をすると、
女房もその朱の盆に変化し、
若侍は恐怖で死んでしまったという。


posted by 妖怪たま at 02:00 | Comment(0) | 妖怪 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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