
鹿児島の妖怪で
一反ほどの布のようなものが
空をふわふわ飛ぶ。
鬼太郎でもよく見るので
この妖怪のことを知っている人は多いだろうが
恐ろしさはあまり知られていないと思う。
一反木綿は人の首に巻きついたり
顔を覆ってしまったりして
人を殺す。
洗濯物にしか見えないのに
油断していると襲われてしまうわけだ。
一見布の妖怪のようだが
武士が切ったところ血が付いたというので
狸か狐の類が化けたものなのかもしれない。
板鬼という鬼もいるので
鬼の一種なのかもしれない。
見た目に騙されてはいけないのは
人間だけではないということだろう。
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