
ヒバゴン
主な出身地:広島
広島県比婆郡西城町
――現在の庄原市の山林に昭和四十五年から昭和五十年頃まで、
頻繁に目撃されたという猿の様な怪物で、
比婆山に出たため「ヒバゴン」と呼ばれる。
身長は百五十から百六十センチほどで、
全身薄茶色の毛で覆われており、頭は逆三角形、顔は人に似ており、前かがみで歩くといわれている。
昭和五十年を過ぎてばったりと目撃されなくなったという。
その後福山市山野町に
「ヤマゴン」
と呼ばれるものが現れたというが
「ヒバゴン」
と同じものだといわれている。
目撃されなくなったため、
その正体ははっきりとされていない。