参考文献はこちら

2022年12月12日

とりあえず、瀬戸大将

1038瀬戸大将.png

瀬戸大将

鳥山石燕著『画図百器徒然袋』に瀬戸物が集り、
甲冑を着、槍のような物を持った武士のような姿で描かれる付喪神の一種。

背に急須のような物を背負い、
合戦の後なのか下半身にはひびが多くはいっており、
割れた瀬戸物が散らばっている。

「槊をよこたへて詩を賦せし曹孟徳にからつやきのからきめ見せし燗鍋の寿亭候にや。蜀江のにしき手を着たりと、夢のうちにおもひぬ。」
と記されており、
『三国志』で有名な曹操孟徳と関羽との逸話から
石燕が創作した妖怪だといわれている。

瀬戸大将の姿は関羽の姿をイメージしたものといわれているが、
表情はどこかひょうきんなものをしている。
posted by 妖怪たま at 02:00 | Comment(0) | 妖怪 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。