赤い紙青い紙
主な出身地:全国各地の学校
現代都市伝説の一つで、
学校のトイレで
「赤い紙――もしくはマント、半纏、ちゃんちゃんこ――が欲しいか、青――もしくは白い紙が欲しいか」
と尋ねてくるが、赤と答えると血だらけにされ真っ赤に、
青と答えると血を抜かれ真っ青――真っ白にされ殺されるという。
違う色を答えると退散させられるともいわれるが、
逆に違う殺され方をされるともいわれている。
起源は、トイレに現れる妖怪の「カイナデ」の退散呪文が
「赤い紙やろうか白い紙やろうか」
であること、赤点や真っ白なテスト用紙を
トイレに流して誤魔化したという自責の念から
「赤い紙白い紙(青い紙)」
が生まれたという説がある。
マントなど羽織もの系は昭和初期、
赤いマントを着けた怪人が子供を誘拐するという噂があり、
そこから派生したともいわれる。