参考文献はこちら

2014年07月30日

とりあえず、壁塗り天狗(リクエスト)

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壁塗り天狗(かべぬりてんぐ)

長野県北相木村に伝わる怪異。

「京の岩の七不思議」のひとつで、
他に
「板碑(いたび)」
「鳶と烏の舞いちがい(とびとからすのまいちがい)」
「梅鉢岩(うめばちいわ)」
「擂鉢岩(すりばちいわ)」
「日輪岩(にちりんいわ)」
「おかめ岩」
がある。

相木川の岸にある岩壁の一部、
二メートル四方ほどが、
まるで塗ったように平らであるという。

これは「壁塗り天狗」の仕業だといわれている。

現在は、
昔よりその平らな範囲が小さくなっているといいう。

また、夜十二時過ぎ、
大きな木をのこぎりで切るような音を鳴らすともいわれている。
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2014年07月28日

とりあえず、佐吉舟(リクエスト)

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佐吉舟(さきちふね)

『まんが日本昔ばなし』にて放送された怪談。

『まんが日本昔ばなしデーターベース』のあらすじを簡単に説明する。

八丈島に
太兵衛(たへい)と佐吉(さきち)という
小さい頃から仲の良い漁師がいた。

だが、二人は互いに船主のヨネを好きになり、
それが原因で仲が悪くなった。

ある日、佐吉舟が大波を受けて沈んでしまい、
太兵衛に助けを求めたが、言い争いになり、
太兵衛は佐吉を殴り、佐吉は海に沈んでしまった。

それから数日、太兵衛が漁に出たとき、
佐吉の亡霊が現れ、柄杓をくれと言った。

太兵衛が柄杓を渡すと、
水を入れられ舟は沈み、
佐吉は消え、太兵衛は波にのまれ消えたという。

「佐吉舟」という個別の伝承を見つけることが出来なかったが、
「船幽霊」の話は全国各地に伝わっており、
その中のひとつかもしれない。

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2014年07月24日

とりあえず、どうさい

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どうさい

岐阜県に伝わる蝦蟇の妖怪。

蝦蟇の表皮はざらざらで硬いため、
大きくなることが出来ないが、
人の手でその皮を剥いてやると、
その度に大きくなるという。

それを七年繰り返すと、
蝦蟇は「どうさい」となり、
礼として妖術を教えてくれるといわれている。

どうさいは執念深く、
捨ててもその度に戻ってくるといわれている。

また子供がいじめると、
その家の飯を腐らせるという。

どうさいが床下に棲み付くと蚕が病死するので、
養蚕の時期は蛇を大切にするといわれている。

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2014年07月20日

とりあえず、ひるまん坊主

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ひるまん坊主(ひるまんぼうず)

高知県の宇津野山付近に出たという妖怪で
「ひるま坊主」
とも呼ばれる。。

河童やシバテンの類といわれており、
小坊主の姿で現れ、
相撲を挑んでくるという。

ある人が相撲をとってみると、
組み付いていたのはとげの生えた木で、
体中傷だらけになってしまったといわれている。

ある人は、
挑まれても無視し続けたところ、
とらないから饅頭を食おうと誘われ食べたが、
食べされられていたのは馬糞であったという。

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2014年07月18日

とりあえず、眇魚

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眇魚(すがめうお)

「片目の魚」「片目魚(かためうお)」とも呼ばれる、
全国各地に伝わる、
水の中の魚全てが片目、
もしくは一匹だけ片目の魚がいつ何時でもその場所にいる、
という怪異。

その魚を獲ったり、
食べたりすると祟られるといされており、
ドジョウ、うなぎ、カジカなど魚の種類は様々である。

片目になった原因も、
主の証として片目となった、片目にさせられた、
恨みを持って死んだ者の霊が片目の魚となった、
武将が負傷した目を洗った際、その場所の魚が全て片目になった、
高僧が調理された魚を蘇らせた所、その魚が片目になった、
など様々である。
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2014年07月16日

とりあえず、衛門三郎

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衛門三郎(えもんさぶろう)

徳島県小松島市に伝わる化け狸。

年を経た古狸で、
付近の狸たちの頭株であったといわれている。

阿波狸合戦では
「金長狸」
の参謀を務めたといわれている。

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2014年07月14日

とりあえず、地蔵狸

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地蔵狸(じぞうだぬき)

徳島県小松島市の
立江寺(たつえじ)境内に住んでいたという狸。

善良な狸で、
人を化かすことは決してなかったといわれている。

また他の狸に化かされている人がいると、
助けてくれたという。
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2014年07月12日

とりあえず、お六狸

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お六狸(おろくだぬき)

徳島県那賀郡那賀町和食の
蛭子(ひるこ)神社境内に住んでいたという化け狸。

嫁入りを真似したり、
猫に化けて悪戯したりしたといわれている。

ある魚売りが、
石を投げてこの狸の尻に当てたところ、
帰宅してすぐ大熱が出て、
あることないこと口走ったという。

その後お詫びの言葉を言ったところ、
すぐに治ったといわれている。
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2014年07月10日

とりあえず、チュンチライ

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チュンチライ

鹿児島県奄美大島に伝わる妖怪。

人の顔をした魚
――いわゆる人面魚である。

風も無く、
海の底が見えないほど深く、
透き通るような海中から浮かんでくるという。

船上の人を見て、
また沈むといわれている。

「チュンチライ」が出たときは、
必ず大時化になるので、
急いで帰港しなければいけないといわれている。
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2014年07月08日

とりあえず、ホグラ

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ホグラ

熊本県の天草島でいう妖怪。

河童が年老いて
変化したものだといわれている。

山に入って、
クロソギという木の切り株に棲むといわれている。
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2014年07月06日

とりあえず、ヨゴレハッチョウ

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ヨゴレハッチョウ

長崎県長崎市に伝わる妖怪。

深夜に現れるといわれている。

詳しいことはわからないが、
諺の「夜声八町(よごえはっちょう)」
――夜は静かだから声が遠くまで届く――
からきているといわれる。

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2014年07月04日

とりあえず、メットッポ

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メットッポ

長崎県五島市に伝わる妖怪。

「目一つ坊」の事だといわれている。

一つ目小僧の類は、
出る日にちが決まっている事が多いが
「メットッポ」
は出る日は一定しないといわれている。

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2014年07月02日

とりあえず、遊火

遊火.jpg

遊火(あそびび)

高知県の三谷山に伝わる怪火。

色は青く、
遠くから見るとまるで鞠の様に見えるという。

一つにまとまったり、
数十に分かれたりもするという。

目の前にあったと思えば、
すぐに五町十町も離れるといわれている。

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