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2013年12月27日

とりあえず、画本纂怪興(リクエスト) 折目高

折目高.jpg

折目高(おりめだか)

森島中良著『画本纂怪興(えほんさんがいきょう)』にある妖怪。

国書刊行会刊『森島中良集』から解説を引用する。

「石部金吉(いしべきんきち)といへる武士(もののふ)、金兜をかぶりて死す。
 其霊魂、折目高尾の山に住で、時としておそろしき姿に現ずとなん。
 半月も人の居つがでいやがるは化せうやしきと折目高には 埒秋兼」

鼻や後頭部、
二の腕や足のひざ裏、
着物のあちこちに目のついた侍のような姿で描かれている。

「折目高」とは
「袴などの折り目がきちんと現れている・礼儀作法を重んじ、きちんとしているが、肩ぐるしい」
という事。

「石部金吉」は
「頭の固い人」で
「石部金吉金兜」で金兜をかぶせたような人
――なおさら頭の固い人となる。

「折目高尾の山」は
「折目高」と「高尾の山」を掛けた言葉。

「化せうやしき」は「化生屋敷」で「お化け屋敷」の事で、
お化け屋敷や頭の固い人と、半月も一緒にいたら嫌になる、という事。

とても頭の固い人は、死んだ後にこの妖怪になるのだろうか。


posted by 妖怪たま at 02:00 | Comment(0) | 妖怪 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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