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2013年12月07日

とりあえず、画本纂怪興(リクエスト) 痩我慢

痩我慢.jpg

痩我慢(やせがまん)

森島中良著『画本纂怪興(えほんさんがいきょう)』にある妖怪。

国書刊行会刊『森島中良集』から解説を引用する。

「大名の火にくばりて死〔し〕たるが、 詫人と生れ来り、
 寒中に冷索麪(そうめん)、暑中に置炬燵、
 人のならぬ事をして見たがる。
 負嫌ひなる所こそ、前世の業を引〔く〕なるべし。
 くるしさは夏の炬燵のほのふよりむねにたへせぬやせがまんしん 判事由清」

「痩我慢」は「苦しいのを我慢して平気な顔をする事」、
「詫人」は「世を儚んでわびしく暮らす人」の意。

「大名が火にくばったよう」という諺は
「大名は火傷しても家来に手当てしてもらわないと何もできない」という事から
「苦しくてもどうしようも出来ない・無能」という意味である。

無能者と揶揄され、
謹んで生きるが、
我慢比べの様な事をして注目を浴びたがるのは、
前世の業が関係しているということだろうか。

この妖怪に憑かれると、
痩せ我慢してしまう性格になってしまうのだろうか。


posted by 妖怪たま at 02:00 | Comment(0) | 妖怪 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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