
蛇蛸(へびだこ)
北九州等の海岸に住む人々が目撃するという、
蛇が蛸に変化するという怪異。
蛇が水際でもがいていたり、
水際の岩で尾が裂けたりしているうちに、
蛸に変化しているという。
足の数が七つであったり、
頭の形が普通の蛸と異なる等といわれる。
蛸になってもすぐ死ぬともいわれている。
福井県では、蛇蛸だと知らずにそれを食べた女性が妊娠し、
夢の中のお告げで、
法華経を聴いて蛸に転生した蛇であると知ったという。
生まれてきた子供は高僧になったといわれる。
蛸が海蛇に擬態するという事は現実にあるが、
何かしら関係があるのだろうか。