がいらご
山形県南陽市に伝わる妖怪で、
「がいらーご」
「げーらご」
とも呼ばれる。
二十センチほどの蝦蟇の様な姿でキーキーと鳴き、
目はなく、音に敏感で、
大きな口には牙が生えているという。
木の上から落ちてきて人を驚かしたり、
首筋にへばりついて血を吸うといわれている。
十メートルの蝦蟇の怪物であるともいわれており、
人里の下りてきて、
民家をつぶして帰っていくといわれている。
成長した姿であろうか。
また、ナメクジの様な姿であるともいわれる。
人の通らない淵に棲んでおり、
人が通ると隠れてしまうほど臆病であるともいわれている。
こちらは逆に幼生であろうか。