くらやみ目(くらやみめ)
山室静、山田野理夫、駒田信二著作の『妖怪魔神精霊の世界』の
「目妖怪」の項目で紹介されている妖怪。
両膝に一つずつ目が付いており、
暗闇でも平気で駆けることが出来るというが、
くらやみでも見える目は明るいと眩しすぎて何も見えないのか、
昼間は額を木の枝によくぶつけるという。
何故膝に目があるのかなどは情報がないため推測になるが、
「手の目」のように、
盲目の人が足を使って何かを探していたら膝に目が出来た、
もしくは、
「尻目」のように、
ただ人を驚かしたいだけの妖怪なのだろうか。