
隙間女(すきまおんな)
現代都市伝説の一つで「1ミリ女」とも呼ばれる。
自分の部屋などの個室で一人でいると、
どこからともなく視線を感じ、
探してみると、
人など入れないような箪笥や本棚等の隙間に、
人の形をした薄い何者かがいる、
というものである。
見つめているのは、
異性の姿をしており、
害はないとか、
目が合うと異次元に連れ去られる、
部屋から出してもらえなくなる、
などといわれる。
根岸鎮衛著『耳袋』に、
戸袋という狭い空間に潜んでいたという女の話があるが、
これが「隙間女」の初出かもしれない。