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2099年01月01日

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2024年02月16日

とりあえず、異獣

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異獣

主な出身地:新潟

鈴木牧之著『北越雪譜(ほくえつせっぷ)』に語られる妖怪で、
越後
――現在の新潟県の山中にたびたび出たといわれている。

ある夏のこと、十日町の縮問屋が七里ほど離れたところにある
堀之内の問屋に白縮を届けることになった。

山中で昼飯の弁当を食べていると、根笹を掻き分けて猿に似た、
頭の毛は背中まで垂れ中ほどが白くなっている異獣が現れた。

襲ってはこず、弁当が欲しいような仕草をするので分けてやると、
喜んで食べた。

帰りも弁当をやるといってから出発しようとすると、
異獣は荷物を代わりに背負ってくれ、
難なく山道を下ることが出来た。

麓まで運んだ異獣は荷物を置き、
疾風のように去っていったという。
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2024年02月15日

とりあえず、静か餅

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シズカモチ

主な出身地:栃木県

「静か餅」と表記し、
栃木県益子地域に伝わる怪異で夜になると遠方から餅の粉をはたくような音が聞こえてくる。

別名「隠れ里の米搗き」といい、
聞こえる人と聞こえない人がおり、
聞こえた人は長者になるといわれている。

音が近づくことを餅に搗き込まれる、
遠ざかるのを搗き出されるといい、
搗き込まれれば運が向き、
箕を後ろ手に出せば財産が入るといわれているが、
搗き出されれば運が衰えるという。

同様の怪異にアイヌに「粟搗き音」がある。

炉端で寝ていると
地中から粟を搗く音が聞こえてくることがあり、
その年は豊作になるという。

戸外から聞こえてくることもあり、
臼に綿を入れて搗く音のときは豊作だが、
空臼を搗く音だと冷害により不作になるといわれている。
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2024年02月14日

とりあえず、目々連

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目々連

主な出身地:不明

鳥山石燕著『今昔百鬼拾遺』に紹介される妖怪で、
障子にたくさんの目玉が現れた姿で描かれる。

碁盤に注がれる碁打師の目の念が障子に憑いたものであるといわれており、
碁打師の住んでいた廃屋に現れるようだ。

山田野理夫著『東北怪談の旅』に
江戸の材木商人が宿代を浮かせようと空き家に泊まったところ、
障子に無数の目が現れたという話がある。

商人は驚きもせず、
それらを獲って眼科医に売り払ってしまったという。

これも目々連の一種ともいわれているが、
似たような話に目々連の名前を当てはめただけだともいわれている。
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2023年10月21日

とりあえず、龍

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主な出身地:中国、日本全国

中国より遥か昔に渡来した竜は
妖怪というよりも神様というべきもので、
日本でも水神や海の神として祀られている。

雨乞いの儀式では、竜を怒らせたり、
竜の潜む淵の水を水源地へ撒いたりして雨を降らせようとする地方もある。

竜の姿は頭が駱駝、
角は鹿、
目は鬼、
耳は牛、
胴は蛇、
鱗は鯉、
爪は鷹、
掌は虎に似ており、
口髭があり、
喉の下には一枚だけ逆さまになった鱗
――逆鱗を持ち、
声は銅鑼を打ったような音に似ているのだという。

鯉が滝を登りきり、
竜になったという伝説から、
登竜門という諺が出来たという。

中国の竜に日本に伝わる蛇神信仰と水神信仰が結びつき、
それが日本の龍となったという。
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2023年09月11日

とりあえず、鵺

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主な出身地:京都・大阪・兵庫他

仁平の頃、天皇が毎晩のように怯えるが、
高僧の秘法を持ってしても治らない。

毎晩のように御殿の上に現れる黒雲が原因だとわかり、
源三位頼政が黒雲の中に怪物を見つけ矢を射って打ち落としたという。

それは頭が猿で体が狸、手足が虎で尻尾が蛇、
鳴き声は鵺
――夜中や夜明けに寂しげな声で鳴くトラツグミという鳥のこと――
の怪物であった。

本来の怪物の名前は不明であるが、鵺が名前として定着している。

死体はうつぼ舟に乗せられ川へ流され、
流れ着いた先という大阪府大阪市都島区や兵庫県芦屋市で埋葬され、
祟りを恐れ鵺塚を造ったとされる。

頭が猫、体が鶏の姿で、
目は大きく不気味に光る鵺も現れたことがあるといわれている。

掴み所のない怪人物を鵺的人物ともいう。
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2023年08月31日

とりあえず、芝右衛門狸

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芝右衛門狸

主な出身地:兵庫県、徳島県

兵庫県や徳島県に伝わる狸で
『桃山人夜話 絵本百物語』
の記述は次の通りである。

芝右衛門という百姓がおり、
よくそこへ古狸が残飯を貰いに来ており、
哀れに思った芝右衛門はわざわざ飯を狸のために残してやっていた。

あくる日、
芝右衛門が狸に人に化けて来てみろと言ったところ、
五十過ぎの老人に化けてきた。

狸は古代に詳しく、
話を聞いてた芝右衛門は物知りになり、
皆にもてはやされるようになった。

その頃、難波
――現在の大阪から「竹田出雲」という芝居が十日ばかり興行に来ており、
老人に化けた狸も芝居を見物しに行ったが、
帰り道に運悪く犬に噛まれ死んでしまった。

死後半月たっても人間のままだったが、
二十四五日して遂に古狸の姿に戻ったという。
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2023年08月14日

とりあえず、夜行さん

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夜行さん

主な出身地:徳島、高知、他全国各地

髭の生えた一つ目の鬼であるといわれており、
徳島県では節分の夜に食事のおかずのことを話していると、
毛の生えた手を伸ばしてくるという。

正月二月の子の日、
三月四月の午の日、
五月六月の巳の日、
七月八月の戌の日、
九月十月の未の日、
十一月十二月の辰の日は、
百鬼夜行日とされ妖怪が活動する日とされ、
その夜、夜行さんは首無し馬に乗って徘徊するといわれている。

出会うと投げられ蹴り殺されてしまうが、
草履を頭に載せ地に伏せれば助かるとされる。

高知県高岡郡越知町野老山辺りでは
「ヤギョー」
と呼ばれ、
姿は見えないが夜の山道を錫杖を鳴らして通るといわれている。

首無し馬の方が全国各地に伝わっており、
徳島県吉野川下流から香川県東部では首無し馬を夜行さんと呼んでいる。
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2023年07月31日

とりあえず、二口女

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二口女

主な出身地:全国各地

下総にとある継母がいたが、
先妻の子に飯をやらず自分の子だけに飯をやっていた。

ついに先妻の子は病気になり、
そのまま餓死してしまったがその四十九日、
薪割の仕事をしている男の鉞が継母の後頭部にぶつかり、
ぱっくりと口のように割れてしまった。

その傷がそのまま口になり絶えず痛むが、
食べ物を入れると痛みが治まったが、
後頭部の口は継母に謝れと言い続けたという。

また先妻の子を恨みながら餓死させ殺してしまうと、
二口女の子供が生まれてくるという。

髪の毛を蛇のように動かし、
器用に後頭部の口に食べ物を運ぶ。

後頭部の口はあることないことを言って苦しめるが、
やはり食べ物をやると静まるという。
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2023年07月11日

とりあえず、千千古

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千千古

主な出身地:不明

『太平百物語』に記されている怪異。

ある城下の大手前門の前に、
鞠のように丸い化け物「千千古」が現れ、
ふわふわと浮きながら上下左右に揺れ、
揺れるたびに奇妙な音を鳴らすということがあり、
人々の間で評判となった。

この噂を聞いた小河多助という若侍が正体を暴いてやろうと、
門の前で待ち伏せをした。

すると噂通りに「千千古」が現れたので、
刀で素早く斬ると手ごたえがあり「千千古」が地面に落ちたので、
飛び掛って捕まえ助けを呼び正体を見ると、
それは鈴が中に入っている正真正銘普通の鞠だったという。

何者かが悪戯で鞠に鈴を入れ、
縄を張って鞠を浮かせて、
驚かしていただけだとわかり、皆で大笑いしたという。
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