参考文献はこちら

2099年01月01日

現在のリクエスト

リクエスト は現在受け付けておりません。
posted by 妖怪たま at 00:00 | Comment(26) | 現在のリクエスト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年12月05日

とりあえず、暮露暮露団

1037暮露暮露団.png

暮露暮露団

鳥山石燕著『画図百器徒然袋』に描かれている妖怪で
「普化禅宗を虚無僧と言ふ。虚無空じゃくをむねとして、
いたるところ薦むしろに座してもたれりとするゆへ、
薦僧とも言ふよし。職人づくし歌合に、
暮露暮露ともよめれば、
かの世捨人のきふるせるぼろぶとんにやと、
夢の中におもひぬ。」
と記されている。

ぼろ布団の付喪神であり、
石燕は吉田兼好著『徒然草』から
『画図百器徒然袋』の妖怪の多くを創作したとされ、
これもその一つ。

半僧半俗である
「暮露暮露(ぼろぼろ)――梵論梵論とも書かれる――」と
「ぼろ蒲団」を組み合わせたものといわれている。

posted by 妖怪たま at 02:00 | Comment(0) | 妖怪 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年11月29日

とりあえず、清姫

1036清姫.png

清姫

『元亨釈書』や
『今昔物語』などにも
収められているほど有名な物語である。

奥州白川に安珍という修行僧がいた。

安珍は毎年、紀州の熊野権現に参詣していて、
宿を真砂庄司の家に定めていた。

その庄司の娘が清姫で、
安珍は修行僧のために妻帯は難しい身でありながら、
清姫を嫁にもらうと誓い、
清姫は美男である安珍にのぼせ上がった。

だが安珍はごまかし逃げてしまったのだが、
清姫は蛇体になりながらも安珍を追いかけた。

道成寺に逃げ込み、鐘の中に隠れた安珍だが、
清姫はその鐘をその身で七巻きし、
炎で焼き尽くしてしまったという。

posted by 妖怪たま at 02:00 | Comment(0) | 妖怪 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年11月21日

とりあえず、九尾の狐

1035九尾の狐.png

九尾狐

インドのマカダ国の班足太子の妃「華陽夫人」、
中国の殷紂王の妃「妲己」、
周の幽王の寵姫「ほうじ」、
日本の鳥羽天皇
――近衛天皇ともいわれる――
の愛妾「玉藻前」に化け、
三国を美貌と悪事で混乱させたという妖狐。

日本にて安部泰成
――安部泰親、賀茂保親、賀茂保憲という説もある――
に正体を暴かれ、
宮中を脱したが、
その後那須野
――現在の栃木県那須郡で討たれ
「殺生石」
になったといわれている。

古い時代の中国では、
天下泰平のときに現れる瑞祥をあらわす神獣であったともいわれる。

栃木県大田原市の
「玉藻稲荷神社」や岡山県真庭市の「化生寺」の「玉雲宮」など、
九尾の狐や殺生石に関する神社や寺などが各地に存在する。

posted by 妖怪たま at 02:00 | Comment(0) | 妖怪 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年11月10日

とりあえず、人面犬

1034人面犬.png

人面犬

平成の時代になって話題になった
都市伝説の一つで有名な妖怪で、
ごみを漁っている犬を追い払おうとすると
おじさんのような人面を向けて
「ほっといてくれ」
などと言い去っていくという。

時速八十キロで走るとか、
六メートル以上のジャンプができるなどといわれている。

遺伝子実験で生まれたなどと噂があったが、
文化七年の江戸に人面犬がいたという話がある。

江戸田所町
――現在の中央区日本橋堀留町の
紺屋の裏で牝犬が三匹の子犬を産み、
そのうち一匹が人の顔をした犬だったという。

興行師が見世物にして繁盛したが程なくして死に、
三四日は線香を焚いて興行していたという。

当時梅毒患者が牝犬と性交すると治癒するという迷信があり、
その結果生まれたのが人面犬だと噂されていたという。
posted by 妖怪たま at 02:00 | Comment(0) | 妖怪 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年10月30日

とりあえず、川男

1033川男.png

川男

主な出身地:岐阜などの川辺

江戸時代の国語辞書である
『和訓栞(わくんのしおり)』に名前が見られる妖怪。

人に近い姿をしており、
気のよさそうな顔をしているという。

背は高く、肌の色は黒い。

特に危害を加えることはなく、
二人並んでよく物語を語り合っているという。

高い山を流れる川によくいるといわれ、
岐阜県では投網をしに行った際によく出会ったという。
posted by 妖怪たま at 02:00 | Comment(0) | 妖怪 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年10月24日

とりあえず、豆腐小僧

1032豆腐小僧.png

豆腐小僧

主な出身地:不明

江戸時代中期から刊行されはじめたという
滑稽文学である黄表紙に良く出ていたという妖怪で、
大きな笠の小僧で、お盆に紅葉を散らした豆腐を手に持つ姿で描かれる。

一つ目小僧も大きな笠を被り豆腐を持っている姿で
描かれることもあるため、
豆腐小僧の伝承のもととなったともいわれている。

また、手に持つ豆腐に紅葉が散らしてあることから
「こうよう」を
「買うよう」に掛けた洒落であり、
豆腐販売促進のために生まれた創作妖怪であるともいわれている。

何をするわけでもない妖怪といわれているが、
一説には手に持つ豆腐を食べてしまうと
全身にカビが生えてしまうともいわれている。
posted by 妖怪たま at 02:00 | Comment(0) | 妖怪 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年10月18日

とりあえず、管狐

1031管狐.png

管狐

主な出身地:中部、関東、東北

長野県を中心とした中部に多く、
関東地方南部、東北地方の一部、
東海地方に伝わる憑物の一種で、
鼬と鼠の中間くらいの大きさ、
竹筒に入る程の大きさ、マッチ箱程の大きさともいわれる。

人だけではなく家にも憑くといわれ、
家に憑いた場合多くは「管狐を飼う」といい、
管狐が他家からいろいろと盗ってくるために裕福になるが、
大食いであり、七十五匹に増えるともいわれているため、いずれは食いつぶされるという。

管狐を使う人を「管使い」「管屋」という。

元々は山伏が使う動物だったといわれ、
人の心を読んだり、人に憑かせて病にしたりしたという。

ただ扱いは難しく、
一度管から抜けた管狐を再び元に戻すのは大変だといわれる。

飼い主が死んだ管は東京都北区王子に棲むといわれ、
命令がなくなるので憑かなくなるという。
posted by 妖怪たま at 02:00 | Comment(0) | 妖怪 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年10月10日

とりあえず、赤岩将監

1030赤岩将監.png

赤岩将監

主な出身地:徳島

徳島県麻植郡川田村
――現在の吉野川市に伝わる化け狸の大将で、
若い頃は悪戯者であったが、
霊力を身に付けてからは人助けや病気の治療をしたりし、
後に江戸で医者となったともいわれる。

阿波町伊沢に「鎮十郎」という狸と仲が良くなく、
合戦となり打ち破ると、「鎮十郎」は
「屋島の禿狸」に助っ人を頼み「禿狸」はそれを受けた。

土地勘のある「赤岩将監」の軍と「禿狸」の軍の実力は互角、
持久戦となり「禿狸」は部下たちに屋島の合戦を見せるなどをして慰労した。

毎夜太鼓や笛が聞こえ、畑も荒らされることから、
近隣の人間たちが狸退治に乗り出し、
芝居の一団を見つけ演者を撃つが何事もなかった。

目標を変え無数の灯の内、
一番大きいものを撃つと全て消え去り、
その後、負傷した「禿狸」は屋島へ戻り、
合戦は有耶無耶のうちに終わった。
posted by 妖怪たま at 02:00 | Comment(0) | 妖怪 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年09月28日

とりあえず、影女

1029影女.png

影女

主な出身地:不明

男の一人暮らしの家に住み着くといわれる女の妖怪で、
その姿は影しか見えなかったり、
遠くに現れたりするので実体をつかむのは難しい。

影女が住み着いた家には化け物が集まるとも、
逆に化け物が住み着いた家に影女が現れるのだともいわれている。

鳥山石燕著『今昔百鬼拾遺』には
影女の紹介の文に罔両(もうりょう)の話と共に紹介されているが、
この罔両は影のそばにできる薄い影のことであると説明されている。

この罔両が影女の正体なのかもしれない。
posted by 妖怪たま at 02:00 | Comment(0) | 妖怪 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする